CURATION
2022/06/19
不動産エージェントになるための、3つのチェックポイント
100人の社長を作るRE/MAXRevo安川です。
今回は不動産エージェントとして独立する為の3つのポイントについてお話ししたいと思います。
私は年間100人〜200人の不動産エージェントとして独立をしたい、という方と面談をしています。
自分が不動産エージェントとして独立をしていいのか、独立に値する人間なのか?というご相談をよく受ける事があります。
私がいつもお話をしている3つのポイントについてお話しをしたいと思います。
不動産経験
不動産エージェントが行う業務の中心は不動産仲介です。
仲介業には売買仲介と賃貸仲介の2種類あります。
💮売買仲介
RE/MAX Revoに所属する不動産エージェントの売上の8割は売買仲介によるものです。
売買仲介の業務の経験があると言うことは非常に大きなアドバンテージになります。
◎賃貸仲介
売買仲介ほどの売上はないですが、数をこなすことである程度の売上を出すことはできます。
住居用の賃貸を月に10件程度、100万円以上の売上を上げるエージェントや、店舗やオフィスの賃貸仲介で1回の取引で100万円を超える事も珍しくありません。
賃貸を月に数件、売買を2ヶ月に1件のようなペースで取引を重ね、売上に安定性を持たせるエージェントもいます。
○ハウスメーカー、マンション
主に新築の物件を販売しているので、仲介業として100%できるかというと難しい部分があります。
しかし、同じ住宅を販売しているということと、個人的には仲介業の営業マンよりも販売が難しく、自分や会社を選んで頂く必要があるので、営業力としては非常に高い方が多い印象があります。
仲介の業務を経験者と数件こなしていけば、問題はないと思います。
○管理
一般のエンド向けにお仕事をしているわけではないので、営業力という点では少し難しい部分があります。
入居者のクレーム対応や不動産オーナーとのやり取りが中心になってくるので、不動産の特に賃貸に関する知識や、長く関係性を築いていくことに長けていると思います。
不動産エージェントはお客様と長く関係性を作っていく事が大切なので、その部分は大きなプラスポイントになってきます。
○投資営業
私も不動産投資会社出身ですが、意外と不動産の知識が身に付かないのが難点でした。
しかし、高い営業力が身につくので、それは不動産エージェントを行う際には非常に役に立つと思います。
○買取再販
不動産仲介会社を回って不動産業者間でやり取りすることが多いので、一般の方向けへの提案力や開拓力が弱い部分があります。
しかし、不動産の横の繋がりや、不動産の知識や経験に関してはエージェントとてしても非常に強い武器になります。
△なし
不動産の経験がない方でも、不動産エージェントとして活動ができないかというとそんなことはありません。
実務に関しては、実務経験をする以外の解決方法はないので、Revoでは経験者と一緒に業務を行う、マイスター制度というものを用意しています。
事業経験
不動産経験よりも、こちらの「事業の経験」「営業の経験」の方が重要になってきます。
不動産エージェントは独立事業家ですので、ご自身で事業をおこなって頂きます。
例えば、物凄く腕のいい料理人、名医でも、お客様が来ない限りは売上はゼロで事業としては成り立たなくなってしまいます。
資格でもそれは同様に、税理士資格や弁護士の資格を持っていても、それ自体ではお金にはなりません。
Revoでは宅建の資格を持っていない方でも、フォローする制度があるのでご安心下さい。
売上の作り方でも反響なのか紹介なのかによっても、変わってきます。
会社から集客のツールを与えられ、そこでのみ売上を出していた方にとっては、RE/MAXのエージェントとしてスタート時点で苦労する可能性が高いと言えます。
逆に会社の看板に頼らずに、自分で紹介営業等で売上を作っていた方にとっては良いスタートが切れることになります。
ただ、そういった方は特にサラリーマンだった方は少ないと思います。
Revoに所属後に紹介営業の研修はみっちり行いますのでご安心下さい。
◎経営、自営
RE/MAXのエージェントは皆、経営者もしくは自営業者です。
自身でスケジュールや売上の管理を行い、自分の意思で働きますので、会社経営や自営業の経験があれば非常に活きてきます。
◎トップセールス
会社を代表するようなトップセールマンの方も、数字を作ってくる能力に関しては申し分がないので、RE/MAXのエージェントとして活動しても成功する可能性は非常に高いと言えます。
ただ、数字の作り方が会社の看板から、自分の看板に変わるので、スタートの時点で、「会社員とは違う」と頭を切り替えられるかがポイントになってきます。
○上位20%(ノルマ達成)
営業の世界に限らず、2:8の法則というものがあります。
上位20%の人間が売上の80%を作っているという法則です。
営業会社で働いた事がある方は、確かにこの法則は当てはまるなと思っていただけると思います。
他にも戦争やスポーツ、働きアリなどこの法則通りになっているそうです。
上位20%の方はノルマを達成している、そして自分の給料とかかる経費、そして他の従業員や社長、株主を食べさせている存在だと、いつも面談時にお伝えしております。
そういった存在の人はサラリーマンを卒業し、RE/MAXのエージェントとして独立して働く権利があるということになります。
△下位80%(ノルマ未達成)
上位20%の中に入れず、そして、ノルマを達成できていない方は、会社では誰かに食べさせてもらっている状態だと言えます。
そのような方は、リスクを背負って不動産エージェントにチャレンジするのは避けたほうが良いです。
まずは社内で成果を残し、会社から与えられたノルマを達成し、自分の給料と経費は自分で稼いでいる、他の従業員の分も稼いだ、となってからでも遅くはありません。
△営業経験なし
営業で成績を作るということは、簡単なようで簡単ではありません。
まずは営業で数字を作る練習をすることをお勧めします。
お金(貯金)
3つある中で1番大事なのはこの「お金」です。
他の2項目には△はありますが、今回は✖️が出てきます。
黄色信号ではなく赤信号なので、ここを改善してからでないと不動産エージェントをするということは不可能という事です。
不動産エージェントは雇われる労働者から、自分で事業を行う資本家への移行になります。
つまり、お金を貰う方からお金を払う方になるわけです、お金が全くないという方には払う原資がないので、不動産エージェントとしては活動できないということになります。
ただ通常の不動産独立とは違い、非常に低コストでビジネスがスタートできるのが不動産エージェントの魅力です。
💮1000万円以上
これだけの金額があれば、何も問題はありません。
すぐにスタートができます。
○300万円以上
このビジネスで1番かかってくるコストは不動産エージェント自身の人件費になります。
6ヶ月程度の資金があれば、スタートして問題はないです、300万円で不安があるようでしたら、政策金融庫から資金を調達し余力を持ってスタートをする事も検討しても良いです。
事業において正しくお金を借りてスタートをする事は特に悪いことではありません、しかし、不動産エージェントのビジネスは大きなコストがかからない様にシェアをしているので、借金をわざわざする必要がないというのも事実としてあります。
△100万円以上
この程度の貯金額ですと、その方の生活の水準によって変わってきます。
例えば、「独身で実家暮らし、月の生活費が10万円しかかからない」という方であれば問題なくスタートできますが、「子供が3人、住宅と車のローンと、子供の教育費がかかってくる」こんな方であれば、300万円以上の貯金、もしくは借入が必要になってきます。
✕貯金なし
全く貯金がない方は、自分でお金を貯めることからスタートしましょう。
お金の管理が苦手なのか、浪費癖がある、もしくはお仕事を頑張れてなく給料が著しく低いなどの原因があります。
まずは、お金を自分の事業のために貯めるという強い意志で日々の生活をしましょう。
✕借金あり
ここでいう借金は、事業融資、住宅、車のローンのことではなく、高金利の消費者金融のような借金の事です。
中小企業の7割は赤字、利益率も3%程度と言われています。
10%以上の金利を返しながら、とても返せるような借金ではありません。
順序はまずは不要な借金を返すこと、マイナス分をフラット、そして若干のプラスに変えてからのスタートで問題ありません。
💮別収入あり
別で事業をやっている、家賃収入がある、年金が入っているので生活には困らない
そんな方は不動産エージェントとしてチャレンジしても問題はありません。
最後に
ぜひ、自分がどこに当てはまるのか、確認して見てください。
もし、ちょっとでも可能性があるのであれば、RE/MAX Revoの不動産エージェントにチャレンジして見てください。
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