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BLOG RE/MAXについて 不動産独立 安川 亮介

2020/03/27

不動産仲介業での独立開業した場合の年収はどれくらい?

売上についての基本的なモデルを理解しよう

独立開業してからどのくらい売上を出せるかを考える上で重要なことが、仲介業で利益を得る基本的なモデルを理解しておくことです。

不動産仲介業では仲介手数料が売上になるのが特徴で、不動産を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人を橋渡しして契約を取り付けることが収入につながります。

請求できる仲介手数料の上限額は法律によって定められていて、売買の仲介では取引金額の3%+6万円という簡易的な計算方法がよく用いられています。

賃貸の仲介では賃料の1ヶ月分(物件によっては広告料)が上限なので、売買に比べると単価は低くなることは確かです。しかし、売買よりも賃貸の方が契約の件数が全体として多いので、たくさん契約を結べば大きな収入につなげることもできます。

独立した直後の年収はどの程度か

仲介業では仲介手数料によって収入を得るという収益モデルを理解していると、独立した直後の年収がどうなるかも大まかにはイメージできるかもしれません。

会社員で仲介業を行っている時は1,500万円~3,000万円程度の売上をあげている営業マンが多いようです。

独立してからは、勤めている時の様に会社からのバックアップは無くなりますので1,000万円程度の売上を出せれば良いほうです。

売上に対して経費(家賃、活動費、広告費、、、)が必要になり、残りを人件費として自身が受け取る給料になるので300万円程度になります。

独立してから年月が経つとどうなるのか

独立して数年が立つと、自身に紹介を出してくれる業者やお客様も増え、あるていどの大きな物件も取り扱えるようになります。

社員も前職の繋がりや新人の教育などで戦力になる営業マンが増える事で、年間の売上が3,000~10,000万円程度になる事が予想されます。

仲介以外にも、買い取り再販事業や管理などで大幅な利益や安定的な収入を得る事も可能です。

典型的な前例を二つ確認しよう

仲介業で年収を上げるのに成功、失敗している前例についてそれぞれ確認しておきましょう。まず収入が上がらなかった失敗例として、店舗を構えて起業してからチラシやウェブサイトなどを使って宣伝をしただけというケースが挙げられます。

経営を始めてみてもなかなか来客がなく、繁忙期になっても何人かが訪れてくれる程度で困り果ててしまったという事例があります。数年間営業してみてもやはりまばらにしか相談に来てくれる人がいなくて年収が増えず、自分には独立開業が合わなかったと思って廃業してしまったというのがこのケースです。

投資する資本に対して、売り上げがどう返ってくるのか計算する力が必要です。

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