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BLOG 不動産独立 安川 亮介

2020/04/04

不動産仲介業の独立開業の手順と注意すべきポイント


不動産仲介業で独立しようと考えているときには開業するまでに何をしなければならないかを整理しておくことが必要です。

必要条件を確認した上で、どういう手順で進めると良いかをまとめておくとスムーズに独立できます。まずは全貌を理解して適切な準備を整えておけるようになりましょう。

独立した後の事業も展開しやすくなるので、一般的な開業の流れと注意すべきポイントについて紹介します。何から始めるべきかをよく考えて独立に向けて準備をしていきましょう。

不動産仲介業で独立開業する二つの方法

一般的に独立開業をするときには法人になるか個人事業主になるかの二つの選択肢があり、不動産仲介業ではどちらも選ぶことができます

会社を設立するか、個人事業主として事業を行うかをまず決めましょう。

会社を設立するには事前に準備しなければならないことが多くて費用負担も大きくなりますが、一般の人からの信用してもらいやすいメリットがあります。信用を勝ち取るのは仲介業を営む上で重要なので会社設立はよく選ばれている方法です。

一方、個人事業主なら独立開業するのが比較的簡単で費用もあまりかかりません。ただ、個人に仲介を依頼するのに抵抗感を持つ人もいるため、信用を得るのに苦労するリスクがあります。

どちらにもメリットもデメリットもあるので、よく考えた上で決めるようにしましょう

会社設立をする場合の流れ

会社を作って起業する場合には会社設立の登記手続きをすることを目指して準備を進めていくことになります。まずは会社名である商号を決定し、法人用の印鑑を用意します。

そして、定款を作成することが必要です。定款は事業目的や事業所の所在地、出資金や発起人氏名などを書いた書類で、必要事項が記載されていないと受理してもらうことはできません。公証人役場で手続きをして定款認証を受けると登記が可能になります。設立登記申請書などの書類を作成して資本金を払い込み、所轄の法務局で登記手続きをすれば開業できるというのが流れです。

個人事業主としての独立の流れ

個人事業主として独立起業する場合には開業届を提出するだけで問題ありません。開業届は所轄の税務署に、事業を開始してから一ヶ月以内に提出することが義務付けられています。

納税地や事業所の住所、屋号を決めてしまえば開業届を書くことができます。事業開始後の提出が原則なので手続きを忘れてしまわないように気をつけましょう。

行政手続き以外に必要なことがあるので注意しよう

このような行政手続きの他にも独立起業するためには行う必要があることがたくさんあります。手続きを始めるよりも前にまずやらなければならないのが事業所の確保です。

事業所として登録可能な物件を手に入れて仲介業をする店舗として運用することになります。貸店舗や貸事務所を利用する方法の他、個人事業主なら自宅の一階を店舗にするといった方法も選ぶことが可能です。

一方、事業を始めたとしても最初は物件を仲介して欲しいという人が店舗を訪れてくれない場合がほとんどです。独立開業のときには各種手続きと並行してマーケティングも始めておくようにしましょう。

ウェブサイトを作って事業紹介をするのは最低限必要なことで、店舗にする場所が決まったときには公開できるように制作を進めておくのが大切です。また、広告を出して多くの人に知ってもらうのも重要なことなので、住所が決まって店舗営業が可能になる頃を見計らって積極的に広告を出しましょう。

チラシやポスティングだけでなく、ウェブ広告やアプリ広告なども駆使すると集客効果が高まります。

会社設立の場合には従業員を雇うこともあります。起業のタイミングで採用をしたい場合には求人サイトやハローワークなどに求人募集を出しておくのも重要です。求人票に事業所の住所などを記載する必要があることから、やはり拠点が決まってから手配を進めるのが流れです。

やることが多くて大変ならサポートを受けよう

行政手続きだけであればそれほど大きな負担ではないかもしれません。特に個人事業主として始める場合には比較的簡単ですが、独立起業してから顧客を獲得できるようにするためのマーケティングや事業を進める上で必要な人材の獲得なども行うとなると大変だと感じる人も多いでしょう。

その効率を上げるためには独立起業のサポートサービスを利用するのも賢い方法です。不動産仲介業に特化しているサービスもあるので検討してみましょう。業界に詳しいからこそ提供できるノウハウを持っているのが魅力で、独立を前にして抱えてしまった不安も相談を通じて払拭することができます。

まとめ

不動産仲介業で独立起業するときには行政手続きをする必要があります。会社設立のときには定款を作成して認証を受け、登記手続きをすることで事業を開始できます。

個人事業主として独立する場合には開業してから開業届を提出するのが義務です。ただ、このような行政手続きに加えて店舗の確保やマーケティング、人材確保なども行わなければなりません。

同時にたくさんのことを行うのは大変になりがちなので、効率的に取り組めるようにサポートサービスの活用も検討しましょう。

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